だいたい難破中

弱いものがさらに弱いものを叩き一番弱いものが死ぬ世界

嫁姑家族地獄

今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」

 

 


母親と祖母が同居を始めたのは10年ほど前でしょうか。


今では実家に帰省する度に、祖母から母親の悪口を聞かされます。


・嫁なのに家事もろくにせずに遊び呆けている
・パートをしているのにお金をまったく家に入れない
・夫を敬わない

 

などなど。もう何年も聞かされ続けています。

 

一方母親は、直接僕に祖母の悪口を聞かせてくることはありません。

上記のように表現すると、頑迷な祖母が従順な嫁いびりをしている、くらいの関係性が思い浮かぶわけですが。

 

しかし、

 

・基本的に母親は家事の水準が低い
・家事のほとんどを80を超えた祖母が担当している
・夫は不景気の煽りを食らったリストラ無職

 

という事実があるのです。

 

昔気質で、女はただただ家庭で主婦をするもの、という生き方をしてきた祖母の家事力は53万超え、もはや家事をする機械と化しています。

 

一方わりと適当な性格の母親は家事力4くらいで、主婦仲間と遊びに出かけることも大好き。

 

そんな2人が同居して合うはずもなく。

 

 恐らく、祖母の求める家事の水準を、母親はまったく満たすことができなかったのでしょう。

同居してすぐに、祖母が母親から家事を奪い取ったのかもしれないし、あるいは母親がパートを理由に家事を祖母に押し付けたのかもしれない。僕は何があったのかは知らないですが、結果として祖母がほとんどの家事をする形になってしまいました。

 

それに加えて、父親が無職になるというイベントが発生した結果、家庭内のバランスは、天空の城ラビュタの終盤のラピュタ崩壊レベルに崩壊しています。


僕個人は、祖母と母親のどちらが悪いとは思いません。

 

ただ、祖母から母親の悪口を聞かされるときには少し悲しい気持ちになり、母親の汚い部屋に「心が辛いときに実践する20の元気になる方法」みたいな自己啓発本が無造作に放られているのを見たときに少し悲しい気持ちになり、同居する前は祖母と母親の仲は良かったことを思い出すと、少し悲しい気持ちになるだけです。


そして会社でパワハラ上司から怒鳴りつけられている低賃金底辺の僕に実家を援助する力もなく、そもそも父親から理不尽に殴られて育ってきたので援助したいとも思わず、ただ帰省して地元の知人と会うときの無料宿泊所感覚で実家を使っています。

 

 

それでも、父も母も祖母も、僕が帰省したときには笑顔を見せるのです。そして僕も、家族が笑顔になるとうれしいのです。

 

 

そう、この世は地獄なんです。