だいたい難破中

弱いものがさらに弱いものを叩き一番弱いものが死ぬ世界

別に同性愛者の死刑を支持してるわけじゃないんでは??

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国連人権理事会は、「背教、冒涜、姦通、合意上の同性関係など、特定の形態の行為に対する制裁」としての「恣意的な、または差別的な」死刑に抗議するための決議をおこないました。

 

で、日本が抗議するための決議に反対したため(アメリカも反対)、 「同性愛者の死刑を支持してる! しょせん日本はアメリカの犬! 沖縄は屈強な海兵隊の連中に県ごとレイプされている、聞け、わだみつおの声!!」とのことですが。

 

『「背教、冒涜、姦通、合意上の同性関係など、特定の形態の行為に対する制裁」としての「恣意的な、または差別的な」死刑』っていう訳を素直に受け取るなら、別に同性愛だけに限った死刑ではないみたいですし、これに抗議しないってことは、逆に言えば「合意上の同性関係の死刑に賛成する」ことになるのか??

 

我らが日本土人といえば、いつまで経っても死刑大好き因果応報自己責任キッズの集まりですし、僕自身もどう考えても死刑に賛成なので、死刑制度の維持、という観点から今回の抗議に反対した、ということなのではないでしょうか。

 

そもそも死刑自体が恣意的かつ差別的なものなんですし。ていうか恣意的かつ差別的じゃない死刑ってなんぞ? 哲学的すぎるだろ、一休さんなら「では屏風から死刑を出してください!」とか言い出して発狂して将軍に斬り殺されるレベルの難問ですよ。

人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね?

 

それでもやっぱり、僕も死刑制度は大賛成ですし、やはり今回の日本の行動は、死刑制度の賛成・維持という熱い土人魂の発露なのでは。

 

 

まあとにかく、罪人に石を投げてたらキリストに「自分が罪を犯したことのないと確信できる者だけ石を投げ続けたまえ」って言われたら、全員ますますハッスルして更なる強肩ぶりを発揮して罪人ぶっ殺してこその日本人なのです。

 

そういうわけで、実際の決議の内容が分からないので想像ではありますが、なんだか同性愛者の人が怒ってるみたいですが、日本の倫理観と照らし合わせると、ちょっと自意識過剰気味なのではないでしょうか。

 多分同性愛云々にあんまり興味ないだけでは。