だいたい難破中

弱いものがさらに弱いものを叩き一番弱いものが死ぬ世界

平々凡々な層がインターネットによって勘違いしやすくなった

anond.hatelabo.jp

 

・結婚に際し、親と同居したくない(=家賃を払い続けるor持ち家をがんばって購入する必要がある)

 

・しかし社会としては不景気で、正社員でも給料は上がりづらいし、そもそも正社員になれない人も多い

 

・その上で、男女共に恋愛相手に求めるハードルや、結婚生活の理想が、一部の成功者のインスタ映えによって無意識に上がっている

 

 

平々凡々な人たちっていうのは、現代日本の社会情勢においては、高望みしてはダメなんです。

 

インスタ映えで幸せそうにしている人たちは平々凡々な人たちではなく、一部の幸せな人達なんです。

 

そのギャップに気づかずに、幸せな人たちの生活を基準にして勘違いしてしまっても、一生そこにはたどり着けないのです。それどころか、高望みをしなければ得られていたであろう、小さくて平凡で取るに足らない、くだらない幸せを逃してしまうのです。

 

インターネットやSNSがなかった昔は、人と比較する機会が身近なコミュニティくらいしかなかったけれど、今ではSNSの中にいくらでも人と比較する機会があって、感覚が麻痺してしまっているのです。

 

多くの人が、インターネットやSNSの恩恵を享受しているわけですが、インターネットやSNSは平々凡々な人たちにとっては、かつてのテレビ以上の勘違い製造機になっているのではないでしょうか。

 

大半の平々凡々な人たちは、勘違いせずに地道に生きるしかないのです。

 

そこに気づいていない、気づきたくないままでは、社会的な損失は大きくなる一方だと思います。