だいたい難破中

弱いものがさらに弱いものを叩き一番弱いものが死ぬ世界

青少年期と中年期の失敗がリカバリし辛いだけの気がする

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

 

非行少年なんかは、非行しすぎるとそれが後々の人生に大きく影響してしまう。某酒鬼薔薇とかは週刊誌に付きまとわれ続けるし、ヤンチャしてて少年院入った系はそのまま裏社会に龍が如くどうぞ、って感じ。

こういう人生を歩む人をできるだけ増やさないためにも注目されがちですし、何か起きたら起きたで面白いから青少年の心の闇っていうのはピックアップされやすい。

 

で、そこをなんとか問題なく通過した、20代-30代前半くらいは、若いから、多少の失敗はリカバリできるわけですよ、短中期的には。もちろん、青少年の心の闇も通過しているので、そこまで滅茶苦茶なこともしでかさない(たまに座間の9人殺しとか秋葉のトラック野郎みたいなのはいますが)。

 

 

で、40代。ここからが問題です。それまで充実した人生を築いたおっさんおばさんでも、基本的にはもう価値がほとんどないから、それまで積み上げてきたもの(多くの庶民の場合、会社での地位とか)にすがりついて生きなければならない。が、そんな現実も分からないクソ馬鹿だったり、性格悪い個体だったら、若い連中に嫉妬しつつ自分はまだまだイケるよね? とか勘違いして周囲に迷惑をかけ続ける日々です。

 

一方、20-30代前半までを、若いからなんとかなるから、何も考えずにただ生きてきた無能な連中は、40代で自分が何の生きる価値もない存在だったということに、いくら無能でもうすうす感じてくるわけですよ。ここに当てはまるような大半の無能は、社会を憎む日々です。

 

こうした状況の変化によって、成功者側も間違いを犯して(そのままリカバリできずに)、大事になりやすいし、底辺勢も自分の未来にうすうす絶望して間違いを犯しやすい。

 

こういう要素があるので、中年っていうのはやっぱり問題が顕在化しやすい時期なのかもしれません。それまでの人生の、中間決算発表なのでしょう。

 

 

ここも無事に突破してジジィババァになれば、もう基本的に価値は一切ないけど、代わりに体力も気力も精力もないだろうから、道を踏み外しても、そんなに大事にならないわけですよ。

 

せいぜい近所のジジィと鎌で切り合ったり、キチガイクレーマーとして近所で評判になったり、村八分にされて切れて2〜3人殺す程度で落ち着くんじゃないんでしょうか。

ジジィの大量殺人犯とか、金持ちの道楽で死にかけの大富豪がデスゲームを開催とか、漫画でしか見ないです。

 

 

ということで、中年の皆さん、僕もそろそろ中年ですが、とにかく他者から見た場合、自分にはほとんど価値がないということを自覚した方がいいでしょう。諦めて慎ましく生きましょう。女子高生を自宅マンションに招いて卑猥な言葉を投げかけてはいけません。