スラム街を油断しきった美女が歩いてて案の定襲われたら、100%襲ったやつだけが悪いのか?
なんか有名ブロガーと言われる人たちの認識が甘すぎる気がしますね。どんな理想郷に生きてるのだろう……。
軽装で登山して遭難して死んだりしたら、そんな初心者相手に自然の猛威を奮った山さんサイドに責任がある! みたいなこと言うのかな。初心者なんだから問題や責任は一切ない! みたいな。
100%山が悪いわけではなく、軽装で登山してもいけるっしょ、という判断に、「問題」はあったのでは。「問題」があったとして、じゃあ登山者が山を舐めすぎ死ぬの当たり前ザマァwwww という話でもないでしょうし。もし、死ぬの当たり前ザマァwwww って言う人がいるのなら、それはその人が間違えているというだけ。
クラブ行ってガンガンに酔っ払って知らない男たちとはしゃぎまわってたら、いつの間にかレイプドラック飲まされてて……みたいなのは、100%男が悪いのかな。そもそもそういう場所に行って、油断しなければ、そうならなかったのでは? もちろん一番悪いのはレイプする男なんだけれど、そういう場にはそういう警戒すべき事項がある、なんていうのは容易に想像がつくはずですし、もう少し自衛について考えなかったのか? とか思ってしまいます。
この辺は、フェミニストからするととんでもない男尊女卑の発想なんでしょうけど、どちらかというと、むしろ女尊男卑のつもりです。男なんかチンポ挿入することしか考えてない奴が一定数いるんだから、気をつけなよ。という。チンポ挿入することしか考えない男に、道理なんか通用しないんです。
これはもしかすると「原因」かもしれませんが、そこに「問題」や「責任」があったとは私は全く思いません。
原因かもしれないけれど、「問題」や「責任」はない、という考え方は、非常に興味深いです。
すごいロジックです、うまく表現できないけど、そうとうやばい気がしますね。
じゃあ他のネット著名人についてはどうなんだ、と言われれば、やはりそれが「hagexさんが容疑者に殺される」理由にはならない、としか言いようがありません。
これで殺されるなら、あなたが殺されていたかも知れませんし、私が殺されていたかも知れません。
なんというか、「あなたが殺されていたかも知れませんし、私が殺されていたかも知れません。」これはただの事実でしょう。
一歩間違えたら(間違えなくても)、運が悪かったら、別の誰かが殺されていたと思いますよ。
割に合わない自業自得や、割に合わない因果応報なんて、世の中には無数にあって、人生なんか簡単に狂うものなんじゃないでしょうか。
うかつな発言や軽々しい晒し上げが原因で殺されたから、それは殺されるに値する行為! 100%因果応報! とかではないとは思いますが、この流れで、この人に、それを言ってしまったから、こうなったのであれば、他の誰かは言わなかったのであれば、そういうスタンスで世の中に顔を出していたのであれば、色々な問題と原因があって、結果的に今回はお釣りが来るくらいの因果応報になってしまったのではないでしょうか。
いったい、どっちの考え方が世の中の多数派なのだろう。
追記、やっぱりこういう考え方も一定数あるようで、よかった。