だいたい難破中

弱いものがさらに弱いものを叩き一番弱いものが死ぬ世界

技能実習生とかいう現代の奴隷制度

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このブログ↓、いつもアホなことばっかり書いてるけど、これだけはガチですよ。

 

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現代社会で、一部の技能実習生がクソみたいな労働環境で死ぬほど低賃金で働かされてるのに、三国人扱いされてたころの徴用工や慰安婦は十分な待遇を受けていた! とか、ほんとネトウヨの脳みそは終わってますよね。一体どうやって考えればそんな能天気な結論に至るんだろう?

 

徴用工問題の何が問題なのかって、もう国家のやりとりで解決したことを蒸し返すのが問題であって、「そもそも徴用工の差別や違法労働なんてなかった!」なんて、南極にナチスのUFO基地があるレベルのトンデモ説はマジで問題外。

 

どう考えたって、当時の日本の方が人種差別意識が高かったわけで(大東亜共栄圏を理想としてた日本は差別していない! 当時奴隷差別の撤回を国際連盟に提案したのは日本が差別していないから! とか言い出すネトウヨは早く死んだほうが世界のためですよ?)。

 

・一応、ちゃんとした取引・契約であるという雰囲気はある。

・だからといってその取引・契約がちゃんと守られるかどうかはまったく別。

・契約を結ぶまではいい感じで聞かされてたけど、いざ契約を結んでからは全然話が違う

・でも、金払う方が偉いに決まってるし、(すごい曲解したり、ごく一部だけ)契約通りだろ? 黙って働けよ?

 

みたいな圧力は、そもそも同じ日本人相手でも、現代社会でも、ブラック企業とかでまかり通ってるわけですし。

 

 

だから、もちろん、普通の労働環境の徴用工や慰安婦もいたでしょうけど、一定の割合の徴用工は恐らく死ぬほど(場合によっては死ぬまで。なにせ、日本人もバタバタ死んでたんだから)キツイ労働で、慰安婦だってまんこに突撃一番されすぎて心も体も疲弊するし、場合によったら現地で日本男児達が玉砕してる中で巻き込まれて死んだりしてるに決まってるでしょ。

 

 

我らが日本人からしてみたら、アジアの貧乏人なんて、低賃金でも泣いて喜んで働いて故郷に家建てるまで馬車馬のように働く便利な存在程度でしかないんですよ。

 

だからといって、アジアの貧乏人の心が清貧で今の日本人にはないものを持っているか、といえばそんなこともなく。

 

ただ単に、プリミティブな、自国民以外に対する差別意識が、こういった事例を生み出すだけです。

 

そんなに知らないんですけど、ヨーロッパだってアメリカだって、移民や外国人労働者に対する扱いなんて基本的には一定割合は奴隷扱いされてるんじゃないんですかね。