だいたい難破中

弱いものがさらに弱いものを叩き一番弱いものが死ぬ世界

私が「フェミニスト」や「レイシスト」の人がハラスメントをしていても驚かない理由

yuhka-uno.hatenablog.com

 

反差別だの人権派だの、そしてもちろんフェミニズムも、国粋主義者であっても、レイシストであっても。

 

社会にある「大きな問題」に立ち向かおうとすると、家庭にある問題なんていうのは問題のうちにも入らなくなるものです。

 

それなのになんで家族の連中は、つまらないことを持ち出して俺の邪魔しようとするの? っていうかそれって、○○においてはxxだからに決まってるじゃん、お前アホなの? 歴史知らないの?

 

みたいな態度になるんですよ。

 

家庭の問題なんていうのは、社会問題からしてみれば瑣末なことなんです。それよりも日本女性には男女平等がなかったりジェンダーギャップが先進国で最下位だったり家事は年収1000万に相当したりするほうがよっぽど大ごとなんですよ。

 

お父さん(お母さん)がそんな大きな問題に立ち向かっているというのに、クソキッズ、お前なんなの? なんでわかってくれないの? とりあえずフェミニズム関連の本を5冊くらい渡しとくからちゃんと読んでからしゃべりかけてくれねーか? 頼むから大人しくしてろよ?

 

そういうのが態度に出るんですよ。だってそう思ってるんだから。

 

結局、何か大きなことにフォーカスを当てると、近くのものが見えなくなります。

 

逆に、「家族が世界一大事!」なんて思ってると、今この瞬間にアフリカの一部の国の子供達が、イスラム国に入らないからAK47で蜂の巣にされるか、騙されてイスラム国に入ってAK47で政府軍を蜂の巣にするかの二択に迫られていることとか、「遠いどっかの関係ない出来事」になるわけですよ。

 

ロヒンギャ族の人たちが民族浄化されてピカピカになってても関係ないニュースの出来事になるんですよ。

 

小さなことと大きなことを同じクオリティで扱える人間なんていません。

 

そして、小さなことの解決はそこまで難しくないですが、大きな問題を解決できる人間なんていません。

 

けれど、大きな問題は解決できないけど、活動しているだけで、そのコミュニティの中ではちやほやされるし、関係ない人から褒められたりして承認欲求が醜いペニスのようにビンビンに肥大化していきます。

 

だからこそ、大きな問題に立ち向かっている人は、いつの間にか尊大な人間になって、小さなことに配慮に欠けがちになるので、ハラスメントしてしまうわけです。

 

 

 

だから、反差別も人権派も、フェミニストもミソジニストも、家族思いの愛妻家も一緒ですよ。

 

等しく、人間の頭が悪いんです。